JaSECT 関東甲信越地方会ホームページLast updated  2024.9.19
日本体外循環技術医学会 関東甲信越地方会
JaSECT:The Japanese Society of Extra- Corporeal Technology in Medicine

<第28回J a S E C T 関東甲信越地方会大会報告>

 
会  期:2022年4月17日(日)

会  場:Hybried開催 TKP新宿カンファレンスセンター 
大会長 :鈴木健一(日本医科大学付属病院 ME部)
テーマ :『体外循環技術のこれから』

 
参加人数:354名 (会員:228名 非会員:126名(招待者7名))
 
第28回日本体外循環技術医学会関東甲信越地方会大会を2022年4月17日(日)にTKP新宿カンファレンスセンターにおいて、初めてハイブリッド形式で開催となりました。計354名の方に参加して頂きました。
 

 
教育講演では普段、触れることのない解剖学のこれからを興味深く聴講でき、特別講演①では「チーム医療と医療安全対策」、特別講演②では「ECMOの次世代」を学ぶことができ、今後の臨床業務においてに役に立つ内容でした。
 
シンポジウムでは臨床業務のベースとなるガイドラインの必要性や標準化への模索を目の当たりにして今後の体外循環技術の方向性を知ることができ、パネルディスカッションは「意外と知らない充填液組成 お宅は?」と題して、他施設の充填液の組成を知り、それぞれの薬剤の役割や各施設のこだわりを垣間見ることができました。
 
日本心臓血管麻酔学会合同シンポジウムでは「On pump beating CABG時の麻酔科医とPerfusionist最強タッグ」と題してお互いの立場からの視点や留意点を挙げて情報共有を行うことで最強のタッグを組めることを実感しました。
 

 
一般演題は24演題のご発表をいただき、どの演題も興味深かったのですが会場が分かれていたため聴講することができませんでした。しかし大会終了後にオンデマンドで聴講することが来たのもハイブリッドの為せる業。他施設の研究内容を逃さず聴講できました。
 
展示会場はWEBと対面での展示会場の準備し時間が無い中でも新製品の情報や施設設置の既存の機器に関する情報収集ができてました。
 

 
今大会では初のハイブリッド形式ではありましたが、大きなトラブルもなく無事に開催できました。これも座長、発表者の皆様とメーカーやディーラーの皆様のお陰です。第29回の開催がどのような形式になるか未定ではありますが、今後も有意義な大会を運営できるように開催委員も努力しますので皆様のご参加をお待ちしております。